1300年の歩み

  • 神田明神の歴史
  • 日本の歴史
  • 江戸神社創建

    大宝2年(702)

  • 神田明神、武蔵国豊島郡(現・東京都千代田区大手町)に創建
    神田祭が始まったと推測

    天平2年(730)

  • 天平勝宝3年(751)

    日本最古の漢詩文集「懐風藻」がつくられる
  • 宝亀元年(770)頃

    「万葉集」成立
  • 延暦23年(804)

    遣唐使派遣
  • 弘仁5年(814)

    最初の勅撰漢詩文集「凌雲集」発行
  • 昌泰3年(900)頃

    国風文化が進み、「竹取物語」「伊勢物語」が記される
  • 延喜5年(905)

    「古今和歌集」が醍醐天皇の命で編纂
  • 平将門公没 ほどなく関係者により将門塚が築かれる
    将門公の一代記『将門記』成る

    天慶3年(940)

  • 長保2年(1000)頃

    清少納言が「枕草子」を著す
  • 寛弘8年(1011)頃

    紫式部が「源氏物語」を著す
  • 元久2年(1205)

    藤原定家・家隆ら「新古今和歌集」を編纂
  • 嘉禎元年(1235)

    藤原定家「小倉百一首」を著す
  • 平将門公をご祭神として合祀

    延慶2年(1309)

  • 応永7年(1400)

    世阿弥「花伝」著述
  • 太田道灌、江戸城を築城(一説)

    康正2年(1456)

  • 明応8年(1499)

    枯山水の代表的庭園「竜安寺庭園」がつくられる
  • 永禄6年(1563)頃

    狩野永徳が「洛中洛外図屏風」を描く
  • 永禄11年(1568)

    織田信長、能楽師に領地安堵の朱印状交付
  • 天正15年(1587)

    千利休らが活躍
    豊臣秀吉が北野で大茶会開催
  • 徳川家康、江戸城に入る

    天正18年(1590)

  • 文禄2年(1593)

    朝鮮から木活字の技術伝来
  • 徳川家康公が関ヶ原の戦いの戦勝祈願

    慶長5年(1600)

  • 神田明神が駿河台の地に還される

    慶長6年(1601)

    「かぶき踊り」が京都で始められる
  • 神田明神が現在の地に遷座

    元和2年(1616)

  • 江戸幕府により神田祭の神輿や祭礼道具が寄進される

    元和2年(1617)

  • 寛永元年(1624)

    江戸に中村座が旗揚げ
  • 明暦の大火により社殿焼失

    明暦3年(1657)

    明暦の大火・振袖火事で江戸が大火事
  • 江戸幕府により社殿が再建される

    寛文元年(1661)

  • 神田祭が2年に行われるようになる

    天和元年(1681)

  • 元禄2年(1689)

    松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出る
  • 元禄3年(1690)

    湯島に聖堂が建立される
  • 元禄2年~宝永元年
    (1689〜1704)頃

    菱川師宣の「見返り美人図」が流行
  • 神田明神神主芝崎好高、国学者・荷田春満に入門する(江戸国学発祥)

    元禄13年(1700)

  • 元禄15年(1702)

    赤穂浪士が本所松坂町の吉良邸を襲撃して吉央を討ち取る(忠臣蔵)
    松尾芭蕉「奥の細道」著す
  • 享保3年(1718)

    伊勢おかげ参り流行
  • 茶人・川上不白が境内に茶室「蓮華庵」「花月楼」建立

    宝暦5年(1755)

  • 明和8年(1771)

    「江戸っ子」という言葉が川柳に初登場。
  • 目黒行人坂の大火(明和の大火)により社殿焼失

    安永元年(1772)

  • 安永6年(1777)

    大坂で歌舞伎「伽羅先代萩(めいぼく せんだいはぎ)」初演される
  • 天明7年(1787)

    洒落本が流行
  • 天明8年(1788)

    千社札が流行
  • 寛政10年(1798)

    本居宣長「古事記伝」を著す
  • 国学者・植松有信により『将門記』が木版本として刊行

    寛政11年(1799)

  • 享和2年(1802)

    十返舎一九「東海道中膝栗毛」を著す
  • 境内において勧進大相撲が行われる

    文化元年(1804)

  • 将門公の事績を考証した曲亭馬琴による読本
    「平将門袞龍の装束」(『昔語質屋庫』)刊行

    文化7年(1810)

  • 初日の出拝のさい、境内で神事を行うようになる

    文政8年(1825)

    鶴屋南北が「東海道四谷怪談」を著し、江戸中村座で公演
  • 文政12年(1829)

    「富嶽三十六景」完成
  • 天保4年(1833)

    歌川広重が「東海道五十三次」を発行
  • 天保12年(1841)

    水戸弘道館開校
  • 天保13年(1842)

    松下村塾設立
  • この頃、神田明神に現れた「きたい童子」の絵により
    疫病が免れられるとの噂が飛び交う

    弘化3年(1846)

    アマビエ流行
  • 嘉永6年(1853)

    ペリー来航、開国を迫る
  • 安政4年(1857)

    歌川広重「名所江戸百景」を制作
  • 景気回復策として、山王権現・神田明神両祭礼を
    盛大に行うよう幕府より命じられる

    安政6年(1859)

  • 文久4年(1864)

    「ええじゃないか」全国に拡大
  • 慶応3年(1866)

    明治天皇、即位の礼
  • 江戸時代最後の神田祭、神輿行列のみ渡御

    慶応3年(1867)

  • 明治時代、神田祭が皇室と東京守護のための都市祭礼へと変化
    神田明神を神田神社に改称
    准勅祭社となり神祇官直支配となる

    明治元年(1868)

    江戸を東京と改称、明治天皇が東京に皇城を定める(東京奠都)
  • 明治3年(1870)

  • 明治4年(1871)

    明治天皇、大嘗祭
  • 東京府社になる
    神田祭に錦蓋、翳、五色旗を導入

    明治5年(1872)

  • 平将門霊神、大国主神祠内へ仮遷座
    少彦名命の御分霊、新治県常陸国鹿島郡大洗磯前神社より神田神社本殿へ遷座
    明治天皇、神田神社に御親拝

    明治7年(1874)

  • 明治8年(1875)頃

    文明開化
  • 神田祭に馬車を導入

    明治9年(1876)

  • 境内に将門神社竣工(関東大震災で焼失)
    境内に出雲大社教東京出張所開設

    明治11年(1878)

    明治天皇、青山大宮御所に能舞台を造営
  • 歌舞伎役者と神田祭のコラボ浮世絵「花競神田祭礼」版行
    近代最大の規模を誇る神田祭が行われる

    明治17年(1884)

  • 明治20年(1887)

    東京美術学校設置
  • 明治22年(1889)

    初代中村座開場
    東京開市三百年祭挙行
  • 神田祭、台風及び疫病流行の時期を避けるため9月から5月へ変更

    明治25年(1892)

  • 明治29年(1896)

    神戸の神港倶楽部で日本発の映画上映(キネスコープ)
  • 明治30年(1897)

    シネマトグラフが輸入され、大阪で最初の興行
  • 明治31年(1898)

    日本美術院設立
    東京奠都30年祝賀会が挙行
  • 水神神社(魚河岸水神社)境内に遷座

    明治34年(1901)

    滝廉太郎が「荒城の月」を作曲
  • 織田完之・阪谷芳郎らにより大蔵省構内神田神社旧蹟地・将門塚に故蹟保存碑建立

    明治39年(1906)

  • 明治40年(1907)

    第一回文部省美術展覧会(文展)の開催
  • 大正2年(1913)

    芸術座創設
  • 大正3年(1914)

    夏目漱石「こころ」の連載スタート(朝日新聞)
    美術団体「二科会」が結成
    宝塚少女歌劇第一回公演が行われる
  • 神田祭、神田明神300年祭として行なわれる

    大正5年(1916)

    吉野作造が民主主義提唱
  • 俳句革新運動を展開した角田竹冷が詠った俳句が刻まれた
    「角田竹冷句碑」建立
    水神祭、行われる

    大正9年(1920)

    東京奠都50年祝賀会が挙行
  • 江戸祭、行われる

    大正10年(1921)

  • 関東大震災により社殿焼失
    浮世絵系日本画家・風俗画家の水野年方を顕彰する「水野年方顕彰碑」建立

    大正12年(1923)

    関東大震災
  • 大正14年(1925)

    ラジオ放送開始
  • 大蔵省構内で平将門公御霊の慰霊祭が斎行

    昭和3年(1928)

  • 『紙本着色 神田明神祭礼絵巻』、博文館社主・大橋新太郎より奉納

    昭和6年(1931)

  • 社殿を鉄骨鉄筋コンクリート造、総漆朱塗で再建、御神霊が遷座
    神田神社神社御社殿復興記念として、
    神田旅籠町伊勢丹旧館において祭礼文化お祭博覧会開催

    昭和9年(1934)

  • 梅花皮包鞍・鐙、国指定重要美術品に指定

    昭和11年(1936)

  • 紀元2600年奉祝として明治天皇臨幸記念碑建立
    将門塚の故蹟保存碑、大震災により亀裂損傷のため新たに建立

    昭和15年(1940)

  • 神田神社と日輪寺共同主催で平将門公一千年慰霊祭・供養式を大手町企画院構内で斎行

    昭和16年(1941)

  • 戦前最後の神田祭が行われる

    昭和17年(1942)

    福澤諭吉「学問のすゝめ」刊行
  • 東京大空襲により境内建造物が焼失(社殿は無事)

    昭和19年(1944)

  • 昭和20年(1945)

    終戦
  • 昭和21年(1947)

    神田久主催の神田復興祭開催
  • 『神田明神社報』創刊

    昭和22年(1948)

  • 昭和25年(1950)

    文化財保護法制定
  • 結婚式場として旧・明神会館竣工

    昭和26年(1951)

  • 昭和27年(1952)

  • 旧・氏子神輿庫竣工
    神田囃子保存会、東京都無形文化財に指定

    昭和28年(1953)

    テレビ放送開始
  • 昭和29年(1954)

    黒澤明監督の映画「七人の侍」公開
    岡本太郎著書「今日の芸術-時代を想像するものは誰か」がベストセラーに
  • 小唄作曲家・吉田草紙庵追悼のため「小唄塚・小唄作詞塚」建立

    昭和31年(1956)

  • 昭和33年(1958)

    東京タワー完成
    テレビアニメ放送開始
  • 史蹟将門塚保存会結成

    昭和35年(1960)

    カラーテレビ放送開始
  • 表千家家元献茶式、始まる

    昭和37年(1962)

  • 昭和39年(1964)

    東京オリンピック開催
  • 現在の明神会館建立

    昭和40年(1965)

    日本初のカラーテレビアニメ「ジャングル大帝」放送開始
  • 昭和41年(1966)

    ビートルズ来日
  • 昭和43年(1968)

    川端康成ノーベル文学賞受賞
  • 昭和44年(1969)

    「サザエさん」放映開始
  • 笑点200回放送記念として神田明神で「笑点まつり」が行われる
    銭形平次の碑建立

    昭和45年(1970)

    日本万国博覧会開催
  • 神田明神崇敬会機関紙『江戸総鎮守 神田明神』創刊

    昭和47年(1972)

    札幌オリンピック開催
  • 昭和49年(1974)

    パソコン発売
  • NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」奉告祭が将門塚で斎行
    神田祭で日本橋三越本店より奉納の二の宮神輿が行列に加わる

    昭和50年(1975)

  • 昭和51年(1976)

  • 「国学発祥の地碑」建立

    昭和53年(1978)

  • NHK「日本の新春」を境内から生放送

    昭和54年(1979)

  • 神田明神将門太鼓・神田明神稚児太鼓結成

    昭和55年(1980)

  • 神田祭で獅子頭山車が復活

    昭和58年(1983)

    ディズニーランド開園
    家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」発売
  • 平将門命、三の宮として神田明神のご祭神へ復座

    昭和59年(1984)

    インターネット開始
  • 神田明神がロケ地の1つとなった「帝都物語」の完成奉告成功祈願祭を斎行
    神田祭の三の宮鳳輦新調、現在にみる行列が整えられていった

    昭和63年(1987)

    携帯電話サービス開始
  • 神田祭で江戸時代に1番山車を務めた諌鼓山車が復活
    獅子山、今上陛下御即位奉祝として子獅子を新調して再建

    平成2年(1990)

  • 仕事始めの参拝風景がテレビ各局にて放送される

    平成4年(1992)

  • 平成5年(1993)

    Jリーグ開幕
  • 平成6年(1994)

    宝塚市立手塚治虫記念館開館
  • 江戸文化講座・神田かるちゃー倶楽部明神塾始まる

    平成9年(1997)

  • 資料館オープン
    七夕祭が始まる

    平成10年(1998)

    長野オリンピック開催
  • 200枚以上もの千社礼が刻まれた「納札碑」建立
    神田明神大神輿、完成
    サンフランシスコ桜まつりに際し、
    現地邦人会へ神輿を寄付し、神職氏子が渡米し桜まつりに参加

    平成12年(2000)

  • 神田祭のインターネット配信開始

    平成13年(2001)

    ユニバーサルスタジオジャパン開業
  • 平成14年(2002)

    サッカー日韓W杯開催
  • 社殿群、国登録有形文化財となる
    神事能、金剛流薪能「明神能・幽玄の花」として復活
    神田祭、江戸開府400年記念大祭として行われる
    江戸千家家元献茶式

    平成15年(2003)

    初の「世界コスプレサミット」開催
  • 第2次境内整備事業始まる
    境内に祖霊社建立

    平成16年(2004)

  • 宮田亮平氏によるえびす様ご尊像建立
    神田祭で将門塚保存会神輿が担がれる
    ビジネスマン向けフリーマガジン『MIND』vol.1発行
    NTTコミュニケーションズ㈱とのコラボで相武紗季OCNインターネット安全祈願祭
    NTTコミュニケーションズ㈱の協力により「インターネットTV神田祭.ch」を開設、
    インターネットで神輿宮入の模様を11時間生中継

    平成17年(2005)

    愛知万博開催、AKB48活動開始、テレビドラマ『電車男』放送
  • 「巫女さん入門講座」始まる

    平成18年(2006)

  • 「天下祭読本−幕末の神田明神祭礼を読み解く」刊行

    平成19年(2007)

  • 平成20年(2008)

    能楽・人形浄瑠璃文楽・歌舞伎がユネスコ無形文化遺産に登録される
  • AKB48、初めて神田明神で成人式参拝
    神田祭にケロロ軍曹の曳き物参加
    「鬼がゆく 江戸の華 神田祭」刊行
    尾上菊五郎が長唄「七福神」奉納

    平成21年(2009)

    雅楽がユネスコ無形文化遺産に登録される
    初音ミク初のライブツアー開催
  • 「江戸天下祭り絵巻の世界−うたいおどりばける」刊行

    平成23年(2011)

    スマートフォン発売
    佐陀神能がユネスコ重要無形文化遺産に登録される
  • 境内に末社7社を祀る合祀殿建立
    「江戸最盛期の神田祭絵巻−文政六年御雇祭と附祭」刊行
    アニメ「ラブライブ!」とのコラボレーションスタート

    平成24年(2012)

    東京スカイツリー開業
  • 神社仏閣では初となるLINEスタンプ発売
    海洋堂とコラボレーションした「神田明神縁起物フィギュア」発売

    平成26年(2014)

  • 東京ドームでの巨人戦を「神田祭デー」として開催
    公式マスコット・江戸っ子「みこしー」デビュー

    平成27年(2015)

  • 8メートルを超える「こち亀絵巻」が奉納される
    アニソン盆踊り開催
    「ルレ・エ・シャトー」の世界大会を境内で開催

    平成28年(2016)

  • 神田明神文化交流館EDOCCO建立
    「訪れたいアニメ聖地88(シュタインズ・ゲート)」に認定

    平成30年(2018)

  • 令和元年(2019)

    ラグビーW杯日本大会開幕
  • 初代タイガーマスク(佐山サトル)とのコラボ展示開催

    令和2年(2020)

  • 史蹟将門塚、第6次改修工事が完成

    令和3年(2021)

    新型コロナ感染症が世界を襲う
  • 令和7年(2025)

    国際博覧会開催
  • 創建1300年奉祝大祭

    令和11年(2029)

  • 創建1300周年

    令和12年(2030)

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