歴史と伝統文化の継承

神田祭の伝統の継承

2年に一度5月に神田祭が斎行されます。令和元年神田祭でのお披露目に合わせて、ご祭神・大己貴命のお乗りになる一の宮鳳輦の修復をおこないました。神輿師・宮惣により、漆塗り、金箔押し、鳳凰・瓔珞・鏡の修復、御手綱や御簾の修復をはじめ、神幸祭にて着用する冠、烏帽子、差袴、隨神用太刀・石帯・平緒、猿田彦用手鉾などの装束、盾、鉾などの祭具を新調し行列の威儀を正しました。

創建1300年を迎え、改めてこの機会に氏子崇敬者とともに過去の神田祭のありようを振り返り、記念となるモニュメントの創造や行列の改善・整備を行い、神田祭の一層の充実と、現代の文化との融合を図ります。

資料館の整備

当社には、神田明神や神田祭、江戸東京文化、アニメや漫画などの現代文化に関する絵画、絵巻、古文書などの資料約3000点、浮世絵約2000点など多くの資料を所蔵しております。これら資料を所蔵・展示する資料館は社殿左脇に建立され平成10年(1998)にオープンして以来、多くの方に拝観いただいてております。さらに多くの方々がよりわかりやすく当社の歴史や文化について資料館を通じてご覧いただけますよう、本事業の一環として資料館を整備し全面リニューアルいたします。

「神田神社史」編纂

平成の御代に『神田明神史考』が発行され、多くの氏子崇敬者が神田明神の歴史を知ることになりましたが、その後、発行後に新たな研究成果が発表され未見の資料も多く発見されました。そこで創建1300年事業の一環として、歴史考証的かつ体系的な『神田神社史』を編纂いたします。諸方面の研究者が集結し、祭神編、通史編、神田祭編、資料図録編、建築編、未来創造編などの大著として発行する予定です。編纂委員長として國學院大學名誉教授・岡田莊司先生にご就任いただき、当社のこれまでの歴史さらに今後の展望をも盛り込んだ、神田神社初の正式な社史の編纂をしていきます。

次代への神社継承事業検討

氏子崇敬者を会員として結成されている神田明神崇敬会のさらなる拡大充実を行っていきます。今後、神田明神、文化交流館、明神会館、資料館などと各所と連動しつつ、祭事やイベントなどにより、神田明神を一層近しく感じて頂き、さまざまな機会にお越しいただく機会を提供してまいります。

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