祈りの場の整備

社殿修復・殿内装飾等

現在の社殿は、関東大震災で江戸時代に江戸幕府により建立された社殿が焼失した後、日本近代の著名な建築家の大江新太郎・佐藤功一の設計で、昭和6年(1931)2月に工事着手以来6年の歳月をかけて建設されました。昭和9年(1934)5月に我が国最初期の本格的な鉄骨鉄筋コンクリート造・総漆朱塗りの耐火建築として造営されてより約90年の間風雪に耐え、また東京大空襲では銅板葺き大屋根には多数の油脂焼夷弾を浴びるなど過酷な状況にも見舞われましたが、先人たちの先見の明により戦火を免れ、平成15年(2003)には国の登録有形文化財となりました。

創建1300年を迎えるにあたり、御社殿群の御屋根銅板葺き替え、お塗り替え工事、併せて境内の摂末社、随神門を始め建物諸施設の改修工事を行います。社殿内に於いては、空調・照明・音響などの改修工事、また御簾・壁代・帳・威儀物・調度品など修理補填をおこないます。これにより荘厳華麗なお姿に蘇らせて、これからも江戸総鎮守と讃えられる江戸・東京の氏神様として後世に伝えてまいりたく存じます。

平成30年(2018)に竣工しました文化交流館から社殿に通じる地下道を整備し、地下道空間にギャラリーを併設。雨の日でも濡れずに御社殿に昇殿参拝に行くことができる通路を整備しました。さらに、文化交流館竣工に伴い、境内だいこく様御尊像脇にありました手水舎を境内外側、神門に入る左側に新設しました。
本事業では、専門委員に東京工業大学名誉教授・藤岡洋保先生、法政大学名誉教授・大江新先生にご就任いただきました。

将門塚改修

当社は、天平2年(730)、武蔵国豊島郡芝崎村(現千代田区大手町の将門塚、一説に韓田)に創建されました。この度、平将門公没後1081年にあたり、創建の地であります将門塚において、昭和36年(1961)の第1次整備工事以来、数えて第6次目の改修工事を実施することになりました。これまでも周辺環境の変化や時代の節目において、改修工事がなされてきましたが、今回の改修工事については、敷地内の安全性と管理性の向上を目指すと共に、これからの時代にふさわしい新しい将門塚として皆様に愛されることを目指し実施されるものです。工事期間は令和2年(2020)11月より令和3年(2021)4月末を予定しております。

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